ファイルの準備ができたら、VMWare Playerをインストールする。VMWare PlayerはPCの中に仮想的にPCを作るソフトウェアである。Windows 8に限らず、LinuxやDOSなどのOSもインストールして使うことができる。いろいろな用途で使われている便利なツールである。
ダウンロードしたVMWareのインストーラを起動する。
基本的に「次へ」を押していくだけである。
インストールが始まるので、インストール完了まで待つ。
インストール完了後、「完了」ボタンを押す。
これでVMWare Playerのインストールは完了。デスクトップかスタートメニューにアイコンができているので、起動する。
ユーザーライセンス画面が表示されるので、問題なければ「同意します」をクリックし、「OK」を押す。
仮想環境のホーム画面が表示される。ここで仮想環境を作成や設定、起動を行う。今はまだ仮想環境がない為、Windows 8評価用の環境を作成する。
「新規仮想マシンの作成」をクリックする。
仮想環境の作成途中で「ソフトウェアの更新」のメッセージが表示される場合、「ダウンロードしてインストール」を押しておく。VMWare Toolsは後ほど使うことになる。
新規仮想マシン作成ウィザードで、インストール元として「インストーラディスクイメージファイル」を選択し、MicrosoftのホームページからダウンロードしたWindows 8体験版のisoファイルを指定する。指定後、「次へ」ボタンを押す。
次に、仮想マシンの名前の入力に進む。仮想マシン名はわかりやすい名前を自由に入力する。場所はcドライブがデフォルトになっているが、20~30GBほどの空きが必要になってくるので、cドライブに空きがなければ他の空いているドライブの適当なフォルダを指定する。
次に、仮想マシン上で使うディスク容量を指定する。仮想マシン上で使うディスクは、実際のディスク上には先ほど指定したフォルダ下にファイルとして保存される。このため、仮想マシンの環境の複製やバックアップは先ほど指定したフォルダをコピーするだけで済む事が仮想マシンの便利なところである。
ディスク容量はここで指定した容量がいきなり使われるわけではなく、実際に仮想マシン上で使った分だけディスク容量が消費されていくので。とりあえず30GB程度にしておくと良い(あとから増やすことも可能)。
次へ進むと、仮想マシンの作成の一歩手前の段階となる。ここで、「ハードウェアをカスタマイズ」を押してメモリの調節をしておく。
実際のマシンのメモリの一部を仮想マシンのメモリとして割り当てるので、少なすぎると仮想マシン上のOSの動きが鈍くなるし、多くしすぎると実際のマシン含め全体の動作が極端に遅くなったりするので、適度にメモリを割り当てておく必要がある。
2GBのメモリであれば1.2GBほど、3GB以上のメモリがあれば1.5~2GB程度割り当てておくと良い。青い矢印を超えない程度に、右側のスライドを調整しておこう。
「閉じる」を押して先ほどの画面で「完了」を押すと仮想マシンの準備は完了。自動的にWindows 8のセットアップが始まる。
次のステップではWindows 8のインストール手順について説明する。
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