以前のWindowsの場合、CDやDVDをデータ化したISOファイルをメディアに焼かずに使用するには、ISOイメージファイルを仮想ドライブとしてマウントするためにサードパーティー製のDAEMON TOOLSと言ったソフトウェアを使用する必要があった。
Windows 8ではISOファイルのマウントを標準でサポートしている。ISOファイルを右クリックするか、ファイルエクスプローラーでISOファイルを選択するとタイトルバーのところに「ディスクイメージツール」が表示され、マウントやISOの書き込みが行えるようになっている。
しかし、旧OSからアップグレードしたりある時点でマウントコマンドが表示されず、OSのマウント機能が使えなくなる事がある。
原因は、ISOファイルの関連付けがOS標準から外れる事である。たとえば、ImgBurnなどのCD/DVDのライティングソフトや別のISOマウントツールをインストールした際、ISOファイルの関連付けがそれらのソフトに設定されてしまう事がある。
再びWindows 8標準のマウント機能を使うようにするには、ISOの関連付けを戻してやればいい。
ISOファイルを右クリックし、プロパティを開く。
全般タブのプログラムにある「変更」ボタンをクリックする。
ISOファイルを開くプログラムを聞いてくるので、「エクスプローラー」を選択する。
これで関連付けが戻るので、OKをクリックしてプロパティを閉じる。
これで再びWindows 8標準のマウント機能が使えるようになるはずだ。
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