Windows 8は多言語に対応しているため、海外で購入したMicrosoft Surface RTの端末を日本語環境にしたり、国内で購入したWindows 8端末を英語環境にしたり、ユーザー毎に異なる言語環境を設定する事が可能だ。
言語を完全に切り替えるには少々手順が面倒なので説明しよう。英語環境から日本語環境にする場合は、同じ手順で切り替え先を変更するだけで良い。
デスクトップで設定チャームからコントロールパネルを開く。
コントロールパネルが開いたら「時計、言語、および地域」、「言語」を開いていく。
言語の設定画面で使用したい言語が表示されていなければ、「言語の追加」をクリックする。
追加したい言語を選択し「追加」ボタンをクリックする。言語によってはさらに細分化された選択肢が表示される。
言語が追加されたら、切り替えたい言語を選択した状態で「上へ」ボタンをクリックし、一番上に移動させる。
言語パックがインストールされていない場合インストールする必要があるので、「オプション」をクリックする。
「インターネットに接続して、言語パックを確認します」と表示されている場合はインターネットに接続されていないので別PCでマイクロソフトのホームページからダウンロードして追加するか、ネットワークに接続して再度オプションを開きなおす。
ネットワークにつながっていれば、「言語パックをダウンロードしてインストールします」をクリックする。
言語パックのインストールが始まるのでしばらく待つ。途中フリーズしている様な長い待機時間があるが、筆者の環境ではインストール完了まで20~30分くらいかかったのであせらず待ってみよう。
言語パックのインストールが終わったら地域の設定を行う。コントロールパネルに戻り「地域」をクリックする(言語のひとつ前に戻る)
地域の設定画面が開いたら「場所」に切り替える
必要に応じ使用場所を変更する。
次に「管理」に切り替え、「システム ロケールの変更」をクリックする。
設定を適用するか聞いてくるので、「適用」をクリックする。
システム ロケールを聞いてくるので、変更する。
再起動するか聞いてくるので、再起動する。これでこのユーザーの言語は切り替わるが、サインイン画面等システム全体の言語を完全に切り替えたい場合は「キャンセル」し、「ようこそ画面と新しいユーザー アカウント」の「設定のコピー」も行っておく。
これで、再起動後言語が切り替わる。
言語追加後、設定チャームのキーボードから入力言語が切り替えられるようになる。