Windows 8でなぜ出来ないのかが理解できない事の一つ、スタート画面の背景画像の設定である。
用意されたいくつかのパターンから選択できるが、背景に自由に画像を設定させてくれたらいいのに、と思う。
幸い、ツールを使う事で好みの画像をスタート画面の背景に設定する事が可能だ。
ツールは無償でダウンロードできるが、7zip形式で圧縮されているため7zipをインストールしておく必要がある。
http://sevenzip.sourceforge.jp/
7zipをインストールしただけでは7zファイルが開けないので、関連付けを設定しておこう。
ツールはWindows 8 Start Screen Customizerを使う。下記ページの分かり辛い場所からダウンロードする(下記画像はIEで開いた場合。Chromeの場合中央やや右の所にDownloadボタンがあるのでそこをクリックする)。
Windows 8 Start Screen Customizer
ダウンロード後、ModernUIStartScreen.ex_ を適当な場所に解凍する。スタート画面のカスタマイズには毎回サインイン時にツールを実行する必要があるため、デスクトップではなく適当な場所に保管する事(例ではデスクトップに仮置きしている)。
ファイル解凍後、名前を「ModernUIStartScreen.exe」に変更する(最後のex_をexeに)
実行すると、カスタマイズ画面が表示される。
Load Pictureで好みの画像を選択後、画像内青枠領域を調整して表示エリアを設定する。好みでBlur(ぼかし)を設定する。
設定は毎回サインイン時リセットされてしまうので、ツール右下にある「Run at startup」にチェックをつけておこう。
「Apply & Save」のボタンをクリックすれば、スタート画面の背景が切り替わる。
左側にある「Start Screen Opacity」や「Tiles Opacity」を調整後「Apply」をクリックすれば、透過度が調整できる。Tiles OpacityはOFF以外だと背景画像が見辛くなってしまうので注意。
再起動後はスタート画面がデフォルトの状態に戻るが、「Run at startup」をしておけば、スタート画面表示後十数秒ほどでツールが自動起動し、カスタマイズした内容が反映される。
タイル数設定もあるが、タイル一枚のサイズは決まっているため、画面が表示できるタイル数より大きく設定しても変化しない。
下記アニメーションと合わせてカスタマイズすれば、より自分好みのスタート画面に設定できるだろう。