筆者はデスクトップにアイコンはなるべく置かない様にはしているが、一時的に置いたりついついファイルやショートカットが増えてしまうデスクトップ。人によっては壁紙が見えないくらいデスクトップ一面にアイコンを敷き詰めている人もいる。
とにかくデスクトップにたくさんショートカットやアイコンを置きたい貴方に、もっとアイコンを置けるようにする技を紹介しよう。あまり置きすぎるのも描画が遅くなりお勧めはしない、が・・・
Windows 8のデフォルトはこんな感じになっている。
まずは、デスクトップを右クリックして「表示」メニューから「小アイコン」に切り替えよう。これだけでも置けるアイコンが増える。
古いバージョンのWindowsではデスクトップの配色設定の所でアイコン整列の間隔が設定できたが、最近はその設定が無くなっている。だが、レジストリにはその設定が残っている。
と、言うわけでレジストリを操作していく。レジストリ操作を誤るとシステムが起動しなくなるなど取り返しがつかなくなるので注意しよう。今回も実行するだけで簡単に設定を変えられるレジストリファイルを記事最後に提供するので、そちらを使う事をお勧めする。
「Win + R」でファイル名を指定して実行を呼び出し、「regedit」と入力しレジストリエディタを呼び出す。
レジストリエディタが開いたら
HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowMetrics
を開く。ここにある「IconSpacing」と「IconVerticalSpacing」がそれぞれデスクトップ上のアイコン配置の横間隔と縦間隔になっている。
デフォルトではそれぞれ「-1500」と「-1125」になっている。この値を-480(小さい)から-2730(大きい)に変える事で、アイコンの整列間隔を調整する事が出来る。レジストリ操作後、一度サインアウトする必要がある(エクスプローラーの再起動では反映されない)。サインイン後、デスクトップ上のアイコンを触るとアイコンが新しい間隔に再配置される。
「-1200」と「-950」に変えてみた場合、以下の様になる。
いずれも0に設定した場合は、以下の様に凝縮された配置となる。
筆者お勧めの-1200、-950の設定及びデフォルトに戻すレジストリファイルを提供しておく。zipファイル展開後のregファイルをダブルクリック後、サインアウト/サインインしなおし、デスクトップのアイコンを少し動かせば配置間隔が更新される。
regファイルの中身はテキストファイルで、以下の内容となっている。
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowMetrics] "IconSpacing"="-1200" "IconVerticalSpacing"="-950"
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowMetrics] "IconSpacing"="-1500" "IconVerticalSpacing"="-1125"