筆者の別サイトでGalaxy Note用Bamboo Stylus Feelを紹介しており、先日本サイトで各種スタイラスの比較を行ったが、Galaxy Note用Bamboo Stylus Feelと通常版や高級版であるCarbonバージョンは何が違うのだろうか?
Carbon版を入手したので比較してみた。
まず、入れ物が違う。少し高級感がある箱に入っている。
Carbon版にはペン先としてソフトとハードそれぞれ2本が同梱されている。
柄はカーボンファイバーのデザインになっており、Bodyguardzの保護シートとマッチする。
Galaxy Note (Samsung)版と比較すると、重さ、長さ、径がCarbon版の方が大きく/重くなっている。
本体、キャップともに長さが異なる。
見た目とサイズが異なる事以外はほぼ同じ。サイドスイッチ一つ、消しゴム無し。
ペン先もサイズが異なり、Galaxy Note版の方が短くなっている。
このため、逆に挿すとGalaxy Note版はペン先が飛び出し、Carbon版は引っ込みすぎてしまう。ペン先が抜けなくなるので注意しよう。
ペン先の太さはintuos系より細いので、intuos系のペン先は使えない。
参考になるか分からないが、キャップを付けた状態と外した状態での重心の位置。
さて、書き味であるが・・・ 筆者は違いは良く分からない。重さは18gと28gと全く違い径のサイズ、長さも違うため、Carbonの方が安定はする。重みのあるペンの方が好みであれば、他のWacom系スタイラスには無い重量感があるため、気に入ると思う。
ペンの認識位置はGalaxy Note版同様FujitsuやLenovo版と1mm程のズレがある。Surface Proを使っている場合、Surface Pro付属のペンの位置とも1mmずれるため、併用は難しい。
Bamboo Stylus Feel Carbonの利点としては、良いデザインと重厚感である。筆者的には消しゴムが無い、径が太いためヒューマニストのペン立てにささらない点がデメリットとして大きい。このデザインと重みとクリップをFujitsuのデジタイザに取り入れたバージョンがあれば筆者としては最高のスタイラスになるのだが。
Wacom Bamboo Stylus feel carbon CS400UK