Vivotab Note 8を使っていると、入力が必要な場面でキーボードが欲しくなる。となると当然Bluetoothのキーボードが欲しくなり、良いBluetoothキーボードが無いかと物色した所MicrosoftのWedge Mobile Keyboardが評判が良く見た感じも良さそうだった。
人気商品なのか、ほとんどのオンラインストアで入荷次第出荷や次回入荷未定。そんな中、価格.comを見るとケーズデンキWebが最安値の送料込み5,510円でありながら茨木店在庫あり。軒並み在庫なしの中、最安値で在庫ありなんてあるだろうか・・・と思いつつケーズデンキのサイトに移動するとやはり在庫あり、1~2日で発送となっている。なんとなくマイナーな感じがあるケーズデンキだし、実際の在庫と連動していなくて本当は在庫ないんじゃないかと半信半疑になりながらとりあえず注文、すみません在庫切れでしたのメールが来るかなと思っていたらすぐに発送されて翌日届いた。なかなかやるな、ケーズデンキ。
ちなみに今日近所のedionやヤマダ電機に行ったところ、7,980円と値段が高いもののいずれの店舗でも複数個在庫があった。実店舗にはまだまだ在庫があるのだろうか。 for BusinessのU7R-00022というのもあり、価格が1000円ほど安いが中身は同じでパッケージが簡易版なだけと言うことだが、こちらはどこにも在庫がなかった。
さておき、届いたWedge Mobile Keyboard。
箱の側面にはWindowsは当然ながらMacやAndroidのマークも印刷されている。自信の現れだろうか。
箱を開けるとキーボードが鎮座している。
取り出してみると、金属のひんやりとした感じが気持ち良い。全体的にスリムだが、後ろの方に出っ張りがある。
デスクに置くと前傾になる。デザインがMac Miniのキーボードに似ている。
筆者的には少し角度が急で手首が痛くなるので、もう少し傾斜は低い方が良かった。
後ろの突出部分の右側にはBluetooth接続用のボタンがある。
左側は押しこむと電池を入れる所が出てくる。
接続状態はキーボード上部中央にLEDがあり、赤や緑に点灯/点滅する。
タブレットスタンドになるカバーがついてくるが、これがなかなか凄い。なめらかなゴム質の手触りの質感やスタンドとしての性能も凄いが、重さ・厚さもあり軽量スリムなキーボード本体に装着する事でコンパクトさを台無しにしていると言う意味でも凄い。
真ん中で無段階に自由な角度に折り曲げられる。どのような仕組みになっているかわからないが、0.5mmのアルミ板を折り曲げているような感覚になる。大丈夫とは思うが、折り曲げていると金属疲労で折れるんじゃないかと思ってしまう。
結構角度のホールドがしっかりしていて、Neuxs 7を置いて持ち上げる程度では広がらない。
スタンドは重みがあり上記の様に角度のホールドもしっかりしているので、Nexus 7程度なら好きな角度に固定出来る。
Surface Pro 2も、割りと自由な角度でホールド出来る。ただ、低い角度の状態でペンで書き込むまでのホールド力はさすがに無い。
Portrait(縦置き)で置いても安定している。
Vivotab Note 8を置いた感じ。
スタンドをひっくり返して乗っける事も可能だが、裏にすべり止めのグリップシールでも貼っておかないとすべすべした素材なのでずりずり落ちてくる。
カバー兼スタンドはキーボードの両端を引っ掛ける形で固定する。取り外しと装着はやや力がいる。
本体とカバー合わせると重さ・厚さがあるが、高級感もある。
家で使うのがメインなら、Surfaceのカバーキーボードの代わりにWedgeキーボードを置いても一体側PCの様で見栄えも良いかもしれない。タッチパッドを使わずマウスや画面のタッチを使うなら手前のスペースも節約出来るのでこたつトップで画面を手前に持ってきたい時にも便利だ。
肝心な打ちやすさであるが、カーソルキーの上下が小さい事を除けば、筆者はほぼストレス無く入力出来る。サイズ的にはSurfaceのカバーキーボードとほぼ同じだ。ただ、傾斜が筆者にはきついので、長い事使っていると手首が痛くなりそうである。
膝の上でも安定して使えるので、Miracastでテレビに画面を映し出せばリビングPCとしても使える。
電源はカバーを付けるか、Fn + Escキー4秒押し(入れるときは1秒)で電源が切れる。
Surface のType Cover 2との比較。配列はほぼ同じだが、メディアキーの種類やPrint Screenキーの有無が異なる(Type CoverはPrint ScreenはFn + Spaceキーで代用)。
Nexus 7と比較すると、幅は短く長さがある。
持ち歩きであるが、電池の部分の出っ張りがあるのが厄介である。
Vivotab Note 8と持ち歩くなら出っ張りの部分に合わせて持ち歩く感じだろうか。
つまり、
持つならこう (バ○リズム風)
電池の出っ張りと傾斜の角度が残念だが、質感、打ちやすさは良く予備用にもう一台購入しておきたい程である。
モバイルキーボードとしてだけではなく、Windows 8用のショートカットも備えている事から自宅用のコンパクトなキーボードとしてもお勧めな一品である。
マイクロソフト ブルートゥース キーボード Wedge Mobile Keyboard U6R-00022
マイクロソフト Wedge Mobile Keyboard for Business Bluetooth U7R-00022