SurfaceのType CoverやTouch Coverには便利な隠れた機能がある。知っておくと便利だが、知らないと逆にストレスとなるケースもある。
筆者はSurface Proで作業していると、キーボードのなんらかの操作をした際に意図せずチャームが出てしまう事があり、原因が分からなかったが、知っておくと便利なタッチパッドの機能であった。
では紹介していこう。
キーボード操作
刻印されていないが、知っておくと便利なキーボードの操作。
- Fn + スペース : Print Screenキー、画面全体をクリップボードへキャプチャ
- Alt + Fn + スペース : デスクトップで選択中ウィンドウ部分のみクリップボードへキャプチャ
- Win + Fn + スペース : 画面全体をキャプチャーしてピクチャーフォルダーへ自動的にファイル保存
- Fn + Del / Fn + BackSpace : バックライトの輝度調整
- Fn + 左方向キー: Home
- Fn + 右方向キー : End
- Fn + 上方向キー : Page Up
- Fn + 下方向キー : Page Down
- Fn + Caps : F# / 機能キー切り替え
最後のFn + Capsであるが、キーボードの上段はそのままだとキーボードの輝度やミュート、サーチ等の機能になっておりFnキーとの組み合わせでF1やF2といったキーになる。Fn + Capsキーを押すと、この動作が逆転し、そのまま押すとF1やF2、Fnと組み合わせるとキーボード輝度といった具合に切り替わる。
F#キーを多用する場合は切り替えておくと便利である。
タッチパッド操作
タッチパッド右側外側から指をスライドさせるとチャームが表示される。この時スタートボタンにカーソルも移動するので、右側からスライドしてそのままタップすればスタート画面に移動する。チャーム表示時なぜかAltキーが押しっぱなしの状態になるらしく、チャームをキャンセルしてウィンドウ操作に戻って文字キーを入力しようとしても出来なくなる。Altキーを押すと戻るが、この事を知らないとストレスになる。というか知っていてもストレスになる。
タッチパッド左側から指をスライドさせると起動中のタスクが表示される。
二本指でピンチすると、ズームイン・アウト操作になる。
二本指でスライドさせると、上下左右にスクロール出来る。
タッチパッドの左右クリックボタンは押しにくいが、どこでもちょんとタップしても左クリック扱いになり、二本指でちょんとタップすると右クリック扱いになる。
便利ではあるが誤操作してしまう場合、これらの機能を無効にする事が可能だ。
チャームからPC設定の変更、PCとデバイス、マウスとタッチパッドの順に開く。ここでタッチパッドの機能を設定出来る。勝手にチャームが出るのを止めたければ、右端からスワイプの機能を無効にしよう。
これらの機能を有効活用してより快適にSurfaceを使って頂ければ幸いである。