Microsoft Surface Pro 2とVivotab Note 8でWindows 8.1 Update適用前後、HDDとメモリーの使用領域がどの様に変化するか簡単に確認してみた。
まずは32bitのVivotab Note 8から。
適用前はメモリー約830MB、HDD空き領域約15.7GB(アプリは多数インストールしている状態)。
チャームからPC設定の変更、保守と管理、Windows Updateを開き、詳細の表示をクリックする。
Windows 8.1 Updateにチェックを付け、インストールボタンを押す。Windows 8.1 Updateが出ていない場合、先に未適用のたまっているアップデートを確認し、適用しておく。8.1自体に上げていない場合は、8.1に上げておく必要がある。
アップデート完了後、再起動して終わり。Vivotab Note 8等の端末の場合、8.1 Updateの特徴であるはずのスタート画面右上の電源ボタンが表示されない。これは内部的な設定によるもので、Vivotab Note 8の様な端末では電源ボタンを誤って操作してしまう可能性があるため、非表示になっているらしい。
レジストリ操作により電源ボタンの表示/非表示は切り替える事も出来るが(別記事にて紹介)、8.5インチより小さいサイズのタブレットではこの方法もつかえないらしい。
さて、ディスク空き領域であるが、アップデート直後空き領域が18.5GBに増えている。が、さらに増やしてみよう。
アプリケーション一覧からディスク クリーンアップを実行する。
起動直後はアップデート関連のファイルが表示されないので、「システム ファイルのクリーン アップ」ボタンを押下する。
項目にWindows Updateのクリーンアップが追加される。
ダンプファイルや一時ファイルもいつの間にか増えていたので、ついでに削除しておく。ダンプファイルはシステムエラー時、解析のためメモリー内のスナップショットをハードディスクに書きだすもので、削除しても何の問題もない。
Windows Updateのクリーンアップを実行するとプログレスバー最後の方でやたらと(1~2時間以上)待たされる事もあるので、気長に待とう。
最終的に、ディスク空き領域は約20.2GB、メモリー使用量は起動直後650MBぐらいまで下がったがその後840MB前後になった。まぁ、さほど変化は感じられないが今後のOSのアップデートは8.1 Update適用が前提となるらしい事もあるので、適用しておいて損はないだろう。
次に64bit OSのSurface Pro 2に適用してみた。
適用前はメモリ使用量1.9GB、ストレージ空き49.1GB(アプリ多数インストールしている状態)
同様にWindows 8.1 Updateにチェックを付け、インストールする。
インストール直後の状態で、Vivotabでは空き領域が増えていたが、Surface Pro 2では空き領域が47.2GBと減っていた。
ディスククリーンアップを実行する。
ダンプファイルや一時ファイル、ごみ箱も結構たまっていた。
最終的にメモリ使用量は1.1GB、空き領域は54.4GBとなった。
ディスク空き領域は8.1 Updateで減ったと言うよりは、単にゴミ箱や一時ファイル、ダンプファイル等の不要ファイルがたまっていただけの様に思えるが、メモリ使用量はかなり減った。
とはいえ、動作的には元々重い作業はしていなかったため正直良く分からない。
が、Windows 8が登場して以来、昔のWindowsの様にアップデートの度に重くなっていくのではなく確実に改善されて行っているので、今後のアップデートにも期待が出来そうである。